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行政の対応の時間的リスク

2024年9月29日

「行政の対応の時間的リスク」と書くと行政の人にお叱りを受けそうですが、お客様にとってそのリスクにより「スケジュール確定」が流動的になる可能性がでてきます。最近は行政に提出する諸々の申請に関して、従来より時間がかかることが多くなってきています。(もともとの部分もありますが)

原因は人手不足なのか、業務が多くなったのか、揃える資料が多すぎるのか(多いと確認に時間がかかります)何が原因かわかりません。遅くなるだけでなく、「いつできる」という日程がいつまでも決まらないから売買の決済(所有権の移転)の日程がなかなか決まらずただ待つだけになってしまいます。

最近で言えば 〇文化財埋設の確認(試掘調査)以前は申請して2週間だったのが、今は1ヶ月かかります 〇法務局に出す諸々の登記申請(建物の表題登記、地積更正登記等) 〇調整区域における「用途変更の申請」によく感じています。

 不動産業者としては最初からスケジュールの設定を長めにとって、行政に対しての確認を頻繁にやるか、土地家屋調査士さんや司法書士さんに早めの対応をお願いしていきます。予定が先延ばしになって困るのはお客様なので。

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